当社は、この度株式会社LSIメディエンス(代表取締役社長:渡部晴夫、本店:東京都千代田区)が保有する遠隔画像診断支援事業会社である株式会社ダイヤメディカルネット(代表取締役社長:田口精孝、本店:東京都板橋区、以下「ダイヤメディカルネット」)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結致しました。
遠隔画像診断支援サービスとは、医療機関/健診施設等で撮像されたCT、MRI、PET、マンモグラフィなどの医療画像データを、専用システムを介して受け取り、専門医による高精度な読影診断結果を迅速にお届けするサービスです。医療機関として同サービス活用により安定した読影体制を確保することが出来ると共に、各分野の専門医による質の高い読影サービスを受けることが可能です。また、医療リソースの都市部偏在の問題の解消と共に、医療業界全体での医療品質向上に繋がるサービスであることから今後益々の成長が見込まれています。
ダイヤメディカルネット社は、2001年に設立以来、上記遠隔画像診断支援の業界においてリーディングカンパニーの一角を担っており、国内において100名以上の放射線科医が登録、100施設以上の医療機関に対してサービスを展開している遠隔画像診断支援事業者です。
当社は、本株式譲渡契約の締結に伴い自社取扱分を含めて業界第二位の事業規模を築くことになります。短期的には傘下の遠隔画像診断支援事業間でのグループシナジーの創出・経営の効率化を図ってまいりますが、中長期では、専門医による画像診断に読影支援AI等のICT技術を積極的に活用していくことで、遠隔画像診断支援業務の更なる質の向上/大幅な効率化についても取り組んでいく方針です。尚、上記AI利活用に当たっては、三井物産出資先であるクラウド型医療画像管理サービス事業及び画像診断支援AIプラットフォーム事業を展開する株式会社NOBORI(代表取締役社長:依田佳久、本社:東京都港区)との連携についても積極的に検討を進めてまいります。また長期的には、今後も同業他社及び周辺事業者との更なる資本・業務提携を進めることにより、遠隔画像診断支援市場の更なる発展及び医療サービスの向上に貢献していきたいと考えております。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社iMedical
業務推進部
E-mail: iMedical_PR@imedi.co.jp